中高生の皆さん、最近フケが出やすくなって悩んでいませんか?毎日シャンプーしているのに、なぜ?と疑問に思っていることでしょう。我が家の息子も、中学生になってフケが発生するようになり、しばらく悩んでいました。しかし、フケについて詳しく調べ、対策を立てることで、今ではフケのない健康的な髪になりました!
今日は思春期とフケの関係についてお話します。
まずはフケが出る仕組みを知ろう!
フケは、はがれ落ちた頭皮の角質です。
人間の皮膚は、約1ヶ月のサイクルで生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)という機能が備わっています。そしてそれは頭皮も同じです。ターンオーバーの際に、古い頭皮の角質がはがれ落ちるため、誰でも自然に出てきます。通常のターンオーバーで発生するフケは、垢のようにとても小さく、シャンプーの際に一緒に流れ落ちるので目立つことはありません。このターンオーバーのリズムが何らかの理由で早まると、目に見える位の大きさでごっそりとはがれてしまうのです。これがフケの正体なのです。
乾性タイプ(カサカサ)、脂性タイプ(ベトベト)がありますが、年齢や性別、季節などによって異なります。
通常フケは目に見えないが、ターンオーバーの短縮で目に見える大きなフケが発生する!
思春期にフケが出やすくなる理由は?
肩にパラパラと落ちる白いフケは、悩みの種ですね・・・。とりわけ中高校生の場合は、黒色や紺色の制服を着る機会が多く、フケに敏感になりがちです。人目を気にしたり、身だしなみに気を遣う年頃なので、フケに対してより一層敏感と言えるでしょう。しかし、フケが出て悩む前にその理由を知って厄介なフケを予防できたり、フケの症状を少しでも軽くできれば心地良く学生生活を送れるのではないでしょうか?
①ホルモンの分泌が活発なため
第二次性徴を迎えている中高校生は、ホルモンの分泌が過剰になるため、体に変化が生じやすい時期です。男性ホルモンの影響により毛穴の皮脂腺が活性化し、皮脂分泌が促進されることで頭皮環境が乱れやすくなり、フケの発生を助長してしまう場合があります。
②洗髪のし過ぎ、洗浄力の強いシャンプーの使用
中高生は、部活動などで体を動かす機会も増えます。また、身だしなみを気にするお年頃・・・。1日に何度も洗髪したり、洗浄力の強いシャンプーでごゴシゴシ洗ったりしていませんか?これらは、頭皮の乾燥や乾燥による皮脂の過剰分泌を誘発するため、頭皮環境の悪化を引き起こす場合があります。
③スタイリング剤の使用
おしゃれにも敏感な中高校生は、さまざまなヘアスタイルに挑戦する方も多いと思います。しかし、ヘアスプレーやヘアワックスなどの整髪料を正しく使用しないと頭皮環境が悪化してしまう可能性があります。
きちんと洗髪できないことで毛穴が詰まってしまったり、まれに整髪料に含まれる成分で炎症を起こしてしまうこともあり、頭皮環境の乱れによるフケの発生を助長する原因になります。
④疲労やストレス
中高生のみなさんは学校や部活、塾通いなど毎日忙しいですよね。部活の朝練、夜遅くまでのテスト勉強など睡眠時間が減り、疲労も蓄積していることでしょう。また、人間関係や受験など悩むことも多い時期です。ターンオーバーは睡眠中に分泌される成長ホルモンによって活性化し、正常なサイクルに近づきます。過度の疲労やストレスにより、睡眠不足や質の良い睡眠が取れない場合、ターンオーバーのサイクルが乱れ、フケの原因になります。
フケに悩む中高生におすすめの対処法
①睡眠の質を高めよう!
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